作品設営『國府理 オマージュ 相対温室』<br>相対温室(9)

作品設営『國府理 オマージュ 相対温室』
相対温室(9)

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朝会場へつくと、なんとあんだけ頑張ってつくったパラボラの中の景色がかわっている!なんで!

原因は水量によるものでした。

ポタポタと水槽から流れるスピードと、ポタポタとパラボラから水路へ流れるスピードの絶妙なバランス。これを表現してた國府さん。そりゃ時間かかるわ、ってことでもう一度つくりなおし、水槽の蛇口も調整する。

今度こそうまくいってほしいと思いながら、長かった樋を切る。

すぐに調整した結果はわかりません。

青木さんも映像の最終チェックを終え、いよいよです。

京都に、和歌山に帰ります。いま僕が乗っているのも國府さんが残したものです。

ご家族のご厚意でひきつづき乗らせてもらっています。

自分の車になったはずなのに、この後ろ姿をみると、國府さん来てるな。

と、ふと思うこともあります。これはファミリーマートですが。

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このHONDAアクティは、青森での展示の時に買った4WDでスタッドレスをはいた最強ものです。

サンバーのイメージが強い國府さんでしたが、青森であった時はアクティを絶賛していました。

あのとき走行距離13万キロだったアクティも今は15万キロになろうとしています。

少ししか乗っていないはずなのに、ちょっと配線をみてみると、もう國府さんの跡が刻まれています。image

いまつかっている道具も、國府さんが「仕事にならんからな〜」といって買ってくれたものです。大事につかっています。

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もっと國府さんから教わるつもりだったのに、そんなに甘くはありませんね。自分で勉強しろってことですね。後悔はもちろんありますが、あの日をきっかけに教わったこともたくさんあります。やはり僕は、國府さんに育てられたことには違いありません。

僕のことをしる人も少ないのに、自分の話ですいません。

國府理マインドの種はたくさんの人へ植え付けられたでしょう。

これからどんな芽をだすか楽しみですね。僕も大事に 育てます。

今回の展示は、オマージュです。

アーティスト國府理をご存知な方にも、ご存知でない方にもみていただき、あれこれ意見してほしいと思います。

それでいいんだと思います。

会場へ、是非。

いままで読んでくださった方々、ありがとうございました。

石田真也

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